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中古ピアノと言えどかなり高価なもの。購入するにあたって心配なのが、そもそもピアノの寿命ってどのくらいあるの?ということではないでしょうか。新品のピアノより安く購入できても、寿命が短ければ意味がありません。そこで、ここではピアノの寿命や長持ちさせるためには何をすれば良いのかをご紹介します。
ピアノの寿命は30年~100年以上と言われています。かなり大雑把な寿命期間となってしまいましたが、それはピアノを置く環境、気候、使用頻度などからも違いが出てきますし、調律や調整、そしてオーバーホールなどの状況によってもかなり違いが出てきます。気候条件は仕方ないにしても、特に重要なのがメンテナンス。正しくメンテナンスを行っていればピアノを長持ちさせることができます。ある意味人間とも同じ。ただピアノであれば、オーバーホールによって大きく若返らせることができます。決して放置などせず、定期的な調律と調整、そしてオーバーホールなどのメンテナンスを行えばピアノは何代にも渡って使用することができるのです。
オーバーホールと聞くと車や時計を思い浮かべる方が多いかもしれませんが、ピアノの場合も全く同じ意味でオーバーホールという言葉は使われています。オーバーホールの内容はピアノの内部の部品のチェックや修理です。ピアノを分解して部品を調整&交換、そして再び組み立てて、調律と調整が施されます。ピアノは工房まで運ばなければなりませんので運賃もかかるし、すべてを分解するので手間と時間がかかることから費用も相応にかかります。しかしオーバーホールを行えばピアノが若返り、寿命が伸びます。これは中古のピアノにも当てはまることですので、中古ピアノを購入予定の方も安心してください。新品、中古問わず、購入したピアノを大切に、そして長きにわたり愛用していくためにも定期的な調律、調整は欠かせないのです。
音が出るだけではなく、弾き心地の良い状態を維持するには定期的な調律、調整が必要です。中古ピアノを購入する上での心配はこのピアノがどのくらい保つのか、という部分ですが、中古で販売されているピアノは、専門店ならば、そのほとんどが調律、調整、オーバーホールが施されている状態となっています。信用のおける専門店で状態を把握した上での購入をおすすめします。
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